愛宕山にあるNHK放送博物館に久しぶりに行ってきました。前回行ったのは、ひょっとすると昭和の時代だったかもしれません。
慈恵医大方面から愛宕山エレベーター脇の階段を登って到着。いい運動になります。こんな小高い場所に立地しているのは、当時ここからラジオ放送をしていて電波が遠くまで届くようにとのことでしょうか。
さっそく入館します。なんと無料。前に訪れたときの記憶はあいまいですが、内部はめちゃめちゃ立派になったような気がします。
それほど規模の大きな博物館ではありませんが、なかなか楽しめます。とくにNHKの持っているコンテンツは絶大。ドラマのコーナーでは過去の大河ドラマと連続テレビ小説(朝ドラ)のハイライトを見れたのがよかったです。ずっと専有していたいがそうもいきません。
この他、クロマキー合成やプロンプターを紹介するコーナーでは親切に職員に説明してもらい勉強になりました。
常設展のほか、現在は今月よりはじまった「新4K8K衛星放送」のプロモーションでしょうか、愛宕山8Kシアター「8Kスーパーハイビジョン本放送」上映会というイベントがありました。8K放送はNHKだけ!
映画館のようですが、常設ではなく暫定的に設置されたシアターです。スクリーンサイズは200インチ。座席は100席ほどでしょうか。パイプ椅子がホールに置かれているだけで、館内に傾斜がないので、前の席に人が座ると見づらいです。
映像は動きが速いものに十分に追従できていないよう気がします。また時々ブロックノイズで映像が乱れたり、同時に音声も乱れたりすることありました。まだ課題が多いのでしょうか。
プログラムは「宝塚スペシャルシート」。宝塚歌劇月組公演「カンパニーー努力、情熱、そして仲間たちー」、「BADDYー悪党は月からやって来る」でした。宝塚歌劇団は嫌いではないです。むしろ好き。今回「怒りのロケットダンス」もしっかり堪能しました。
しかし舞台映像だけでなく、しっかり作り込まれた大自然の映像やスポーツなども見たかったです。宝塚が終わって閉館までもう少し時間があったが、シアターは番組終了で閉館とこのこと。残念無念。