早稲田松竹で映画『美女と野獣』(2017年、監督:ビル・コンドン)を鑑賞。1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品『美女と野獣』の実写リメイク作品。主演ベルを、「ハリー・ポッター」シリーズで知られるエマ・ワトソンが演じている。
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アニメ版があまりにも出来がよいために、わざわざ実写化する必要があるのか最後まで納得できなかった。エマ・ワトソンは端正な顔立ちでドレス姿も美しいが、本来の変わり者の美女というキャラクターには相応しいとは思えない。有名キャストを使って実写化してみたので見に来てください、という映画だった。
たしかにCGのクオリティは高く、さすがディズニーとは思ったが、「それがどうした」という感じは拭えない。お馴染みの楽曲を豪華な映像で見れたのがよいのだが、どうも歌が心に響いてこない。
アニメ版がなければ、よくできたディズニー映画としてそれほど悪くないのだが、最後まで実写化ならでは魅力を探しているうちに終わってしまった。やはり実写化の意義が見いだせないというのが正直なところ。
ただエンドロールで歌が流れていたのは加点したい。退屈なエンドロールも最後まで楽しめた。お子様対策だろうか。
Beauty and the Beast – US Official Final Trailer
余談だが、今回は『ラ・ラ・ランド』(2016年)が併映作品でミュージカル映画二本立て企画だったが、すごい混雑だった。一度、映画見て帰ろうと立ち寄ったらが、その日は満員で入場できずに閉口した。日本人がこれほどミュージカル映画が好きだったとはついぞ知らなかった。びっくりしたな〜。