Amazonプライムデーのセールで注文したKindle Paperwhite (2015年モデル)がようやく届きました。当初の納品予定は8月でしたが、前倒しになったというメールがきて商品が到着しました。
以下、週末セットアップして使ってみたので簡単にレビューします。
セットアップは簡単
セットアップは簡単。あらかじめAmazonアカウントと端末が紐付けられているのでWi-Fiの設定をするだけです。これだけでこれまでKindleストアで買ったコンテンツを利用できます。すぐに使い始めることができるのは素晴らしい。
イマイチだと感じた3つのこと
Kindle Paperwhiteの端末として印象は概ね良好です。セールで安く買えたこともありますがコスパの高い端末です。
ただし、実際に使ってみて3点ほど気になるところがあるので指摘しておきたいと思います。3つの不満点は「ページめくりは物理キーがほしい」「少し重い」「フロントライトにムラがある」です。
まず「ページめくりは物理キーがほしい」は文字通りです。このモデルは画面をタップしてページめくりしますが、やはり物理キーがほしい。いちいち画面に手を伸ばさないといけないのが面倒です。指は画面の外に置いてページめくりしたい。
次にこの端末の重さは205g ですが、「少し重い」と感じました。これは個人差があると思いますが、ベッドで端末をずっと持っている腕が疲れてきます。もう少し軽くならないかなと思いました。
最後は「フロントライトにムラがある」ことです。内蔵ライトで暗い環境でも使えるのが、Kindle Paperwhiteのウリでたしかに便利ですが、微妙に画面上に明るさにはムラがあります。スペックを調べると内臓ライトはLED4個使用しているとのこと。上位モデルではLEDの個数が増えているので、ベーシックモデル相当ということかもしれません。この点が気になる人もいるかもしれません。
キャンペーン情報つきモデルの誤算
今回は価格重視で「キャンペーン情報つきモデル」を選択しましたが、ちょっと誤算がありました。念のため申し添えておくと、読書中には広告は出ないので安心してください。
まず電源オンしたときに、広告が表示された画面をフリップして画面ロックを解除する必要があることは知っていました。読み始めるまで1つアクションが増えるわけですが、それは想定内だったしあまり気になりません。
しかし想定外のことがありました。ライブラリ一覧の画面に広告が表示されるため、一覧表示される書籍数が1つ少なくなっているのです。これはライブラリの書籍数が多くなると、画面をめくる数が増えて厄介だなと思いました。ちょっと残念です。
またなんともダメだと思ったのは、いまのところキャンペーン情報がまったく役に立たないことです。キャンペーン情報に有用な情報が表示されれば、むしろキャンペーン情報つきの方がいいのではないかと思っていたぐらいです。もう少しAmazonは「キャンペーン情報」を充実させるようがんばってほしいところです。
マンガを読むのに意外にいい
週末に大量にマンガを読んでみました。なかなかいいです。
Ei-Ink端末は画面の書き換えが遅いでのマンガは向いていないと勝手に思っていましたが、以前のモデルより大幅に改善されていて意外に不満がありません。画面を長押して指をスライドするとページを速くめくれる機能もマンガを読むときに便利です。
マンガモデルが投入されているのも納得できました。ただしマンガモデルは日本専用だというので、日本市場が特別なのでしょうか。日本人はどれだけマンガ好きなんだろうと思いました。
Kindle Paperwhite マンガモデル、電子書籍リーダー、Wi-Fi 、32GB、ブラック
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: エレクトロニクス
ただマンガを読むには画面がやや小さいのは難点です。文字が細かいコミックだとちょっとつらい。せめてコミック本ぐらいのサイズのディスプレイを搭載したモデルがほしいところですが、日本市場だけのニーズとなると対応するのは難しいかもしれません。IPadなどのタブレットで読めということでしょう。
まとめ
セールで安く買えたこともあり、今回いい買い物をしました。2015年発売のモデルなので、まもなく新モデルが登場しても不思議ではありませんが、いまのところ満足度は高いです。
Kindle Paperwhiteを購入したのをきっかけに小説を何冊が読み始めました。これから使い倒していきたいと思います。