退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

Zガンダムの最終話「宇宙を駆ける」に感涙

週末、録画しておいたアニメをチェックしていて、テレビアニメ『機動戦士Zガンダム』の最終話(第50話)「宇宙(そら)を駆ける」を見ました。懐かしかった。

TOKYO MXが『機動戦士ガンダム』『機動戦士Zガンダム』から「シャア・アズナブル」が活躍する放送回をセレクトして放送したなかの一本。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル』の公開記念です。

この回はいわゆる最終決戦ですが、第49話「生命散って」からの続きなので、すでに主要キャラクターの何人かは戦死しています。ここは2話セットで放送してほしかった。

クライマックスで次々と主要キャラが死んでいき、主人公のカミーユ・ビダンさえも廃人になるという、当時の富野由悠季らしい殺伐とした演出ですが、余韻の残るいいラストです。

この最終決戦には『Zガンダム』の魅力が凝縮されています。とくにモビルスーツがカッコいい。パプテマス・シロッコの専用機「ジ・O」、そしてハマーン・カーンの専用機「キュベレイ」が活躍するのがいいですね。

ジ・O(ここでは見えませんが第三の手があります)
MG 1/100 PMX-003 ジ・O (機動戦士Zガンダム)


▼キュブレイ(肩の装甲のフォルムが美しい。左右非対称であるのにも注目)
MG 1/100 AMX-004 キュベレイ (機動戦士Zガンダム)

しかしシャア・コレクションという割には、シャアは活躍せず上の2機に撃墜され行方不明になります。ラストに愛機の「百式」がボロボロになって宇宙を漂う場面が映し出されて、次回への含みを残して終了します。

最終話を見て、新年度は『機動戦士Zガンダム』をフルで放送してくれないものかと思いましたが、先月終了したばかりの『ガンダム Gのレコンギスタ』が再放送されるとのこと。まあ関連商品を売りたいんでしょうね。残念。

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