音楽誌『レコード・コレクターズ』の2014年9月号の特集「日本の女性アイドル・ソング・ベスト100 1970-1979」を読みました。これに続き、80年代のアイドルは11月号で特集されました。ナイスな企画です。
このベスト100は、シングル・リリースされ、なおかつトップ30位以内に入ったA面曲から30曲ずつ、25名の筆者に選んでもらい集計したものです。アイドルマニアや業界人による選曲なので大衆のそれは一味ちがうかもしれません。
今回もこのベスト100でiTunes上でプレイリストを作ってみました。80年代のランキングでは98勝2敗でしたが、今回は100戦全勝。コンプリートできました。演奏時間は5時間35分。80年代のプレイリストは98曲で6時間38分に比べて随分短かったので意外に思いした。
最近、作業中はこの70年代アイドルのプレイリストを再生していますが、80年代のものよりなぜか落ち着きます。リアルタイムで親しんだ曲というわけでもないのですが不思議なものです。
雑誌にはランキングのほかに、酒井政利さんのインタビュー記事がよかった。南沙織、郷ひろみ、山口百恵を育成しアイドル新時代の礎を築いた名プロデューサーです。売れるための三要素、「素材がいいこと」「作品がいいこと」、そして「タイミング」ということです。さもありなん。
ちなみに、このアイドルソングのランキングは増刊号としても発売されました。雑誌扱いなのでいまでは入手困難かもしれませんが、手元にあると便利でしょう。
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