Mac miniには、キーボードが同梱されていないので各自で用意する必要があります。アップル純正のキーボードはストロークが浅いので却下。アップルはスタイル重視のキーボードだけでなく、ガンガン打鍵できる実用的なキーボードを用意してほしいものです。
もっともMacBook Airなどのノートパソコンで育った世代は純正キーボードでも気にならないのかもしれません。むしろストロークが浅いキーボードでも苦もなく打鍵できるスキルが求められる時代なのでしょうか。
しかしオールドタイプの私が今回選んだのは、PFUのHappy Hacking Keyboard Lite2 for Mac (英語配列)です。伝統的なUNIXキーボード配列が特徴です。[Control]キーが[A]キーの左にあると落ちつきます。キー配列については、どのような環境を渡り歩いてきたかによるので個人の好みでしょう。
PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac 英語配列 USBキーボード Mac専用モデル ホワイト PD-KB200MA
- 発売日: 2007/01/24
- メディア: Personal Computers
下図がキー配列ですが、右下に申し訳程度にやや小さいサイズの矢印キーが付いているのが目立ちます。キートップが他のキーより低いので矢印キーを多用する人は注意が必要です。実際、私は矢印キーは不要ですが、あればあったでそれなりに使います。矢印キーを設けたため、[Fn]キーの位置が左右対称でなくなっていて、その点は美しくないです。
打鍵感は「カチャカチャ」というより、「パコパコ」してるというのが第一印象です。もう少し軽いタッチのが好みですが、使っているうちにこなれてくるかもしれません。このあたりは感覚的なことですので、実際に使ってみるしかないですね。ちなみに打鍵音は大きめなので、まわりに迷惑かけるかもしれないので注意が必要です。
あと、このキーボードはDIPスイッチでいくつかのキーのキーコードを変更できます。今回は[BS]キーでカーソルの左の文字が消去されるように変更しました。Macではカーソルの右の文字が消去されるのがデフォルトのようです。また添付のCDでキー割り当てを変更できるユーティリティが提供されているようですが使っていません。
最後になりますが、Happy Hacking Keyboardシリーズとして、Mac用のBluetooth対応キーボードを作ってほしい。キーボードのUSBケーブルはデスク上で邪魔ですし、MacにはBluetoothが美しいですからね。PFUさん、何卒お願いします。