2月11日、ドワンゴ主催による「囲碁電王戦」の第一日が開催され、プロ棋士2人と囲碁ソフト「Zen」が9路盤で三番勝負を行いました。結果はプロ棋士は二人とも2連勝してソフトを寄せ付けませんでした。さすがにプロが準備して対局に臨むと、まだ囲碁ソフトはなかなか勝てません。ZenZen(全然)でしたね。
今回、どんな演出になるのかという点も楽しみにしていましたが、なんと「幽玄の間」(タイトル戦も行われる特別の部屋らしい)という和室での対局でした。棋士も和服を着用しての対局。しかも脚付きの九路盤! 今回のために作ったのでしょうか。
ただ9路盤での対局だったせいか、将棋のときのようなガチ対決という緊迫感はなくややもの足りません。現状では囲碁ソフトはまだまら開発途上なので仕方ありませんが、普及につながるような囲碁ならではの演出がほしかった。どうせなら大きな碁盤で置碁でガチで戦ったほうがよかったかもしれません。
16日には、アマチュア日本代表が13路盤で、小沢一郎氏が19路盤で囲碁ソフトと戦います。囲碁ソフトの大局観を見ることができるのでしょうか。いまから楽しみです。