文字ばかりの雑誌『新潮45』(2014年1月号)でまさかのコミックの連載が始まっていました。ヤマザキマリととり・みきの「プリニウス」です。本号の表紙も「プリニウス」からヴェスヴィオ火山の噴火を描いた一場面です。
プリニウスは古代ローマの軍人・博物学者で、『博物誌』の著者としても知られています。彼の生涯を描く歴史巨編とのこと。今後の連載が楽しみです。二人の役割分担はわかりませんが、画風は『テルマエ・ロマエ』ですね。
連載第一回に加えて、現地取材レポート「プリニウスを探して ナポリ「炎上」旅行記」が掲載されています。たくさんの写真が使われていて楽しく読めます。写真といえば、ストライプのシャツを着たヤマザキマリさんが素敵でした。西原理恵子さんの「画力対決」を見た限りでは、毒々しい人かなと思ってましたが、どーんとイメージアップです。