なぜか無性に見たくなって「クレイマー、クレイマー」(1979年、ロバート・ベントン)をDVD鑑賞する。
クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2010/03/19
- メディア: DVD
- クリック: 12回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
決して大作ではないが好きな映画。こういう映画に弱いです。原題は“Kramer vs. Kramer”なので法廷をイメージしているのだろうか。
昔、観たときにも感じたことだが、母親(メリル・ストリープ)が子どもを置き去りにして家出するのは許されるのだろうか。挙句に子どもを返せとか身勝手にもほどがある。いつもそこが引っかかる。
映画本編も懐かしく観たが、DVDに収録されていた特典映像のメイキング・ドキュメンタリーがおもしろかった。ダスティン・ホフマンが、本作のオファーがあったときプレイベートでも離婚問題を抱えていたことや、映画にふんだんに即興が織り込まれていることがわかる。
映画製作から20年ぐらいは経っていると思われるが、ダスティン・ホフマンやメリル・ストリープなどの関係者が当時を振り返ってインタビューを受けている。これを見ると、男性は歳を重ねて深みがでるが、女性は勝負は早いなとあらためて感じた。