退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

ついにTBSラジオ「ストリーム」終了

ついに、3月27日にTBSラジオ「ストリーム」は最終回を迎えた。信じられないが来週からは別の番組が放送されるのだ。

帰宅してポッドキャストをチェックすると、7つもファイルがあったので少し驚いたが、さっそく聞いてみた。SINGO、阿曽山大噴火吉田豪などの各コーナーの出演者からのメッセージに加えて、小西克哉松本ともこの両パーソナリティによるエンディングの挨拶もきちんと配信されていたのは良心的である。マッピーは、最後やっぱり泣いていた…。

その挨拶のなかで、「レーティングで数字が出なかった」ことが終了の理由だと語っていた。平日昼間の放送なのでリアルタイムで聞いたことは数えるぐらいしかなく、もっぱらポッドキャストで聞いていたので、「数字」に貢献できなかったのは心苦しい限りだ。結局、タダほど高いものはないということか。そろそろ新しい聴取方法によるビジネスモデルを模索する時期かもしれない。

振り返ると、政治・経済といった時事問題などの硬派な内容と、あやしい場所への潜入ルポのような軟派な内容とが微妙なバランスで成立していた、大人が聞くに堪える稀有な番組だった。また情報源としても貴重だっただけに、今回の終了はなんとも惜しい。