カサブランカ(1942年、マイケル・カーティス)は名作と言われているが、どこがそんなに優れているのかよくわからない。まあ、セリフに名言が多いので、そのなかには、いいなあと思うものがある。とはいうものの、単に感傷的なプロパガンダ映画に過ぎないのではないか。
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セリフを追うことで、語学教材として役に立つという以外には、あまり興味を持てない。しかも仏領カサブランカが舞台なのに、英語劇というのも腑におちない。
名セリフのなかで“Here's looking at you kid.”が、「君の瞳に乾杯」とか苦笑せざるを得ない。意訳すぎないか。
余談。この映画のWikipedia(英語版)の解説が充実しているのには驚いた。写真や音声ファイルがあってなかなか楽しめる。