今期見ている数少ないテレビドラマのひとつが二宮和也主演の『ブラックペアン シーズン2』です。TBS「日曜劇場」枠で放送中。
前作「シーズン1」は2018年春に放送され、6年後「シーズン2」の放送が決まり、プロモーションで「シーズン1」がネット配信されたのでこちらも見てみました。シリーズ化されるテレビドラマや映画の第1作はまちがいなく面白い。第1作が駄作の場合、当然続編をつくろうと思わないですからね。
さて今期の『ブラックペアン シーズン2』の録画を見ていたら、なんと第4話に花總まりがゲスト出演してました。医療訴訟で有名な弁護士役。いきなり巨額の費用を要求する天城(二宮和也)の行為は詐欺にあたると、市民団体を引き連れ東城大に乗り込んでくるという役回り。なんと本ドラマのヒロイン花房美和(葵わかな)の母親という設定です。花總と花房……狙ったのか!?そんなワケないですね。
花總まりといえば、宝塚歌劇団出身。近年物議を醸している宙組の創設時のトップ娘役であり、伝説のトップ娘役として「女帝」の名をほしいままにしました。タカハナコンビはすごかったなぁ(遠い目)。わたしが一番ヅカに入れ込んでいた時期です。
あれから幾星霜。ヒロインの母親役とは時の流れを感じました。ドラマには、むずかしい医療用語を混じえた長台詞もあり、「ああ、この声だよ」と懐かしく思ったものです。葵わかなと竹内涼真との3人で食事するシーンも印象的でした。花總が「付き合ってるの?」と突っ込むと、ふたりは「あくまでも同僚です」と言ってましたが、すぐにぎゅうと抱き合うシーン。これもわかりやすすぎる(汗)。まあ身長差は萌えましたが……。
プロットは花總は東城大に乗り込んできたとき、そのまま倒れて、入院・手術という流れ。これまた「わかりやすすぎるだろ」と思いましたがまあいいでしょう。手術の途中でドラマは終わり回跨ぎになりました。
いまやミュージカル女優として大御所の感もある花總まりですが、たまにはテレビドラマや映画などの映像メディアにも出演してほしいものです。