YAMAHAのポータブル電子ピアノ「Pシリーズ」から「P-125a」が発表された。
かねがね88鍵の電子ピアノがほしいと思っていたが、コロナの影響ですっかり品薄になり、販売価格が高騰するようになって、やや気持ちが冷めていた。最近はやや落ちついてきたようだが……。
今回発表された「P-125a」は、2018年6月に発売された「P-125」の後継モデルにあたる。旧モデルから4年も経っているのに、微妙な型番だなと思いながらサイトで情報を集めてみた。
やはりこの新製品の情報を見て気になるのは旧モデルとのちがいだろう。そのことはYAMAHAも心得ているのか、FAQに記載があった。
https://faq.yamaha.com/jp/s/article/000021868
型番から想像できたことだが、ほとんど変わっていない。MIDIオーディオを仕様から落としたことぐらいか。
他社が競合製品にBluetoothを搭載するなど、新製品を投入しているのもかかわらずYAMAHAにはやる気が感じれない。このようなエントリーレベルの価格帯で他社とシェア争いすることに興味がないようにすら思える。
そもそもP-125とP-515の間に製品がないのも解せない。本当は木製鍵盤を搭載したP-515がほしいが、いかんせん予算オーバーだし、やや重いという問題もある。さてどうしたものか。