退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

まん延防止措置が東京でも全面解除されたワケだが…

新型コロナウイルス感染症対策で東京や愛知、大阪など18都道府県に適用されていたまん延防止等重点措置(まんぼう)が22日、全面解除された。新規感染者数は減少傾向に転じたものの、新規感染者数や病床使用率は高い地域もあり安心できない。

そもそも「まんぼう」の実施がどの程度効果があったのかさっぱりわからないし、結局解除の基準もいつのまにか引き下げられてしまった。いったい「まんぼう」は何だったのかという疑問だけが残った。

個人的には、「まんぼう」でいちばん困っていたのは飲食店の「時短営業」である。連休明けに「まんぼう」が解除されるということで、さっそく行きつけの飲食店をチェックしたが、月末までは営業時間が短縮されるとのこと。やれやれ。

また他には「マスク強制社会」がいつまで続くのかという点も気になる。欧米ではマスクを着用している人はほとんどいなくなったが、日本はこれからどうなるだろう。日本はもともと「マスク文化」というか、コロナ前にも花粉症対策などでマスクを着用した人がある程度いた。

私は以前はマスクが苦手だったが、最近はまあまあ平気になってきた。慣れとはおそろしい。今日みたいに雪がちらつくような寒い日には、マスクのおかげで少しは暖かく感じるようにすらなった。

さすがにこれからだんだんと暖かくなるだろうから、マスクする人も少なくなっていくだろう。いつ「マスク強制社会」が終焉する転換点を迎えるかちょっと興味がある。