退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「としまえん閉園」で思ったこと

ついに「としまえん」が閉園となりました。としまえんは、1926年に開業した老舗遊園地であり、2020年8月31日に94年の歴史に幕を下ろしました。

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最後に大々的に市民に開放して有終の美を飾るかと思いましたが、さすがにこのご時世なでは無理だったようです。入場は事前予約制となりちょっとハードルが高かったです。今回はケーブルテレビの生中継を見て見送ることにしました。

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としまえんには何度か訪れたことがありますが、最後に行ったのは数年前の桜の季節でした。老舗遊園地といういえば聞こえはいいですが、場末感が半端ないです。地元民にはノスタルジーで通用するのかもしれませんが、これじゅ先行き危ないなと思った覚えがあります。

閉園のセレモニーは、としまえんのシンボルとも言うべき回転木馬「カルーセルエルドラド」の前で実施されました。場末感がる遊園地ですが、この回転木馬だけは一見の価値ありです。言い換えれば、これだけしか目玉がないとも言えますが……。

ルーセルエルドラドは解体されて倉庫に保管されるようですが、いずれは「西武遊園地」に移設されるのでしょうか。もういちど、動いているのも見てみたいです。

としまえんの跡地は東京都の「練馬城址公園」として整備され、一部は「ハリー・ポッター」のテーマパークが開発されるといいます。まあ、「なぜハリーポッターなのか?」という疑問はどうしても払拭できません。今後、としまえん跡地はどうなるのか注視していきたいと思います


日本最古のメリーゴーラウンド としまえん「カルーセルエルドラド」