退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

ひさしぶりに異界の地・お台場に行って、UCガンダムを見てきた話

少し前になるが所用があったのでお台場に行くことになった。あいかわらずアクセスが悪い。普段は主に地下鉄を利用しているが、お台場まで乗り入れている路線がないので困る。

地理的にはもっと有効活用できでそうな東京臨海副都心地区が不便なまま放置されているか謎である。私は東京五輪招致には反対だったが、2020年に東京五輪が開催されることが決まり、ひとつだけ期待したことがあった。都営地下鉄臨海副都心地区への乗り入れである。

しかし、この素人考えの淡い期待は実現するはずもなく、現在も不便なままである。現在、鉄道でお台場に行こうとすると、バカ高い「りんかい線」か、遊園地の乗り物のような「ゆりかもめ線」の二択である。なんとかならないのか。

アクセスの悪さと並んで、無機質な街並みにもうんざりだ。猥雑な街が好きだとう個人的嗜好もあるが、歩いていてもまったく面白味がない。よほど特別な理由がないと訪れることがない「異界」というのが、私の臨海副都心に対するイメージである。

思い返せば青島幸男都知事が都市博をを中止しただけでなく、臨海副都心開発の見直しをしていればと思うと、残念でならない。もし私に決定権があれば、都立大学臨海副都心に移転してから、大規模な公園を造営して、それを核にまちづくりをしたのに、と妄想してみる。

そもそも都立大学があんな辺鄙なところにあるのがおかしい。臨海副都心で社会人にも開かれた大学を目指せばよかった。まあ都立大学は立地だけでなく校名や学部名のおかしなことになってしまい、もはや笑うに笑えない状況になるののだが、それは別の話。

さて今回は渋谷方面からりんかい線で「異界」に降り立ったが、自動改札を通るときに運賃が高いことにビックリした。せっかくなので用事を終えたあと、気になっていた実物大のユニコーンガンダムを見て帰ることにした。

そういえば、昔実物大のファーストガンダムをお台場まで見に行ったことを思い出した。なにもかもなつかしい。

東京テレポート駅から、徒歩5分ほどでダイバーシティ東京プラザという商業施設に到着。フェスティバル広場に鎮座していた。予想以上に大きい。

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しかし、最初からNT-Dが発動している状態(デストロイモード)だったのは不満。最初は「ユニコーンモード」だろう(常識的に考えて)。

昼間は日に4回、「ユニコーンガンダム 変身」というデモンストレーションがある。タイミングがいいので見ていこうということになった。しばらくフードコートで時間を潰すことにした。

デモ開始。外国人の観光客がたくさん集まっていた。声優さんのセリフともに変形が始まった。頭部のアンテナに注目! デストロイモード→ユニコーンモード→デストロイモードという謎の変形パターン。ちがうんだよな。

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お台場のユニコーンガンダム(右:デストロイモード、左:ユニコーンモード)

どうも納得いかないが、念願の実物大UCガンダムを見れたのでよかったことにしよう。現在、夜の部でプロジェクションマッピングを利用したデモンストレーションがあるらしい。私は今回満腹になったのでもう行かないと思うが、ファンの方は足を運んでいみてはいかがでしょう。アクセスは不便だけどね!

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お台場のユニコーンガンダムの勇姿