冒頭で「一流の孤独」と「二流の孤独」があるといい、カバーで「一流の孤独を目指そう」と謳います。さらに、一流の孤独の素晴らしさを本一冊を割いて語っていきます。よくネタが尽きないものだと感心します。
- 作者:中谷 彰宏
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
現代日本では孤独というと「ぼっち」と揶揄されてネガティブなイメージがつきまといます。「友だちがいない」「コミュ障」「仲間はずれ」など、人格に問題があるぐらいに思われているフシがあります。
この本では、「成長には孤独が伴う」といい、成長すれば世界が変わるといい「一流の孤独」を目指す人に指針を与えます。筆者の大学時代の「ぼっち」体験も参考になるかもしれません。
ちょっと気になったフレーズを書き出してみます。
- 話す相手がいないことで書くことができる
- 二流の孤独は、閉じこもる。一流の孤独は、放浪する。
- 孤独な人は、今している仕事を本気でする。本気ですることで、出会いがある。
どんな本だろうと思った人は、読みやすくサクッと読めるので実際に読んでみると話が早いでしょう。
余談ですが表紙の美人モデルは何なんでしょう。本の内容とまったく関係ないような……。あやしい本に見えるので損してるように思えます。ちょっとセンスがわかりません。