劇場版公開のプロモーションのためか、Amazonプライム・ビデオでテレビアニメ「ガールズ&パンツァー」(全12話)が配信されていたので見てみました。
テレビ放送当時(2012年)は「少女と戦車」の組み合わせがあざとく感じられて敬遠していました。しかし話題になっているので怖いもの見たさにちょっと見てみたら面白かったです。何事も食わず嫌いはよくないですね。
「乙女のたしなみ」として華道や茶道などとともに「戦車道」があり、学校対抗の全国大会が行われている世界観が秀逸。決して死者がでないスポーツという「お約束」のもとで学校対抗の戦車戦が展開されます。主人公の在学する大洗女子学園が全国大会で優勝するまでが描かれます。
男子が登場せずに恋愛が取り上げられない珍しい少女アニメです。その代わり「乙女のたしなみ」の戦車道に参加する少女キャラが大挙登場。ミリオタだけでなく声優ヲタにもうれしいアニメに仕上がっています。
作風はかつてのスポ根アニメのように、チームワークの勝利を高らかに歌い上げる直球アニメなのも好感がもてます。
また私は遠い昔タミヤ製の戦車のプラモデルに凝っていたことがるので、かつて作ったことのある第二次世界大戦の戦車が画面狭しと動きまわるだけでコーフンしました。いまでも戦車の名前をかなり覚えていて自分でも驚きました。
「少女と戦車」の組み合わせの勝利。これを思いついた人はエラい!