量販店でソニー製「ウェラブルネックスピーカー SRS-WS1」を試聴した。ヘッドホンとは似て非なるもの。ワイヤレスのスピーカーを肩にのせて使う、新しいコンセプトの製品で、以前からちょっと気になっていた製品である。
ソニー SONY ウェアラブルネックスピーカー テレビ/映画/ゲーム用スピーカー 音連動バイブレーション機能付き 2017年モデル SRS-WS1
- 発売日: 2017/10/14
- メディア: セット買い
第一印象は思ったより重い。日頃、比較的軽いヘッドホンを使っているのでそう思ったが、使っているうちに慣れるのだろうか。
試聴した環境は周りが騒々しいので断言はできないが、音質はそれほどではない。音に包まれる音場のなかで雰囲気を楽しむ製品のようだ。ヘッドホンのように側圧で耳を圧迫されることがないのは快適。長時間使用しても疲れが少なそうである。映画向きかもしれない。
このモデルはワイヤレスだが専用の送信機を使用している。BluetoothではないのでスマホやMacでは直接利用できないので注意が必要である。
ちょっと面白いのは「振動機能」。低音に連動してスピーカーが振動する機能が付いている。ゲームをプレイするときなどは臨場感を演出できるのだろうが、私には正直要らないので、その分コストダウンしてほしい。
以前、「首に巻くスピーカー」が出るかもという記事を書いたが、やっと実機を試すことができた。新しいカテゴリーの製品だが市民権を得ることができるか注目したい。