千代田区立図書館のWebサービスが「サーバの不具合」で長期間にわたり利用できない状態が続いています。不具合が発生したのは、11月10日だったのでおよそ3週間ほど何の進展も知らされることもなくサービスがダウンしていることになります。
この不具合により、Web上のOPACによる蔵書検索や予約などができなくなり、窓口や電話での対応になりました。かなり不便です。他の図書館でも今回のような不具合は時々ありますが、数日のうちに復旧するのが普通です。
九段下駅近くの千代田区立図書館は、公立図書館としては施設が立派なだけでなく先進的な試みを数々打ち出てきていたののに、いったい何が起こったのでしょう。ちょっとガッカリです。資料を返却したとき窓口でシステム障害はどうなっているのか訊いみました。「いまのところ復旧の目処は立ってない」と繰り返すだけ。丁寧にお詫びされましたが、何が起こっているのかわっぱりわかりません。
こうなると「日経コンピュータ」誌の人気連載「動かないコンピュータ」に取材してほしいですね。少なくとも、利用者に対して何が起こっているのか事態の経緯について説明があって然るべきでしょう。