今年春からBSフジで放送されていた勝新太郎主演のテレビ時代劇「座頭市シリーズ」(全100話)がついに全話終了しました。内訳は下記のとおりです。
タイトル | 放送時期 | 話数 |
---|---|---|
座頭市物語 | 1974年10月 - 1975年4月 | 全26話 |
新・座頭市(第1シリーズ) | 1976年10月 - 1977年4月 | 全29話 |
新・座頭市(第2シリーズ) | 1978年1月 - 1977年5月 | 全19話 |
新・座頭市(第3シリーズ) | 1979年10月 - 1977年11月 | 全26話 |
ここ数週間はリオ五輪のため各テレビ局は不規則な編成になっていましたが、この番組枠はまったくのマイペース。平日朝に帯で放送が続けられました。
この番組は勝プロダクション製作でテレビ時代劇としては破格の予算が投入され、テレビ時代劇にもかかわらず、一話一話が映画を思わせる品格が感じられます。玉石混交というとキビシイですが、いくつかのエピソードは本当に素晴らしい。
主演の勝新太郎にとっては座頭市は一世一代の当たり役で文句なしの名演技ですが、毎回のゲストたちがまた輝いています。やはり映画の黄金時代を経験している俳優たちは今とは違います。まだ録画したまま見てないエピソードがかなりあるので、しばらく楽しめそうです。
ちなみに、座頭市シリーズが放送されていた枠では、現在、加藤剛と山形勲の親子鷹が活躍する『剣客商売 '73』を放送中です。フジテレビにはなかなかの時代劇ドラマのストックありますね。
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