アスキー・メディアワークスの週刊パソコン誌「週刊アスキー」が5月26日発売号を最後に、印刷版の刊行を停止することが発表されました。
6月以降はネット/デジタルに完全移行するとのことですが、事実上の休刊と言えるでしょう。前身の「EYE-COM」時代からおよそ四半世紀の歴史に幕を閉じることになります。
「週刊アスキー」は毎週目を通している数少ない雑誌のひとつです。少なくとも5年間は、連載を目当てに毎号手に取っていました。パソコン誌というよりITネタのサブカル誌という位置付けですね。
お気に入りの連載には終了したものもありますが、現在でも、唐沢なをき「電脳なをさん」、水口幸広「カオスだもんね! PLUS」、歌田明弘「仮想報道」などは欠かさず読んでいます。さびしいですね。
唐沢なをきさんもこの件についてツイートしてました。
正式な発表があったので、こちらからも。週刊アスキーの総デジタル化に伴い「電脳なをさん」の連載は5月いっぱいで終了することになりました。20年超のご愛読、本当にありがとうございました。さびしいなあ。
— 唐沢なをき (@nawokikarasawa) 2015年3月31日
一方、メインのパソコン情報はネットでの情報から遅れてわざわざ雑誌で読む意味があまり感じられせん。かと言って、印刷物ならではの尖った情報があるわけでもなくお手軽な腑抜け記事ばかり。こうなるのも必然かもしれません。
最近、雑誌の紙質が落としたりコストダウンを図っている様子が感じられましたが、こうも早く休刊になるとは思っていませんでした。やはりKADOKAWAとの経営統合の影響もあるのでしょうか。
泣いても笑っても休刊まで2か月。なんとかラストまで並走していこうと思います。
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