大学の新入生は第二外国語として英語以外の言語を学び始めて、大学生になったことを実感している時期かもしれません。
そこで自分のためのメモを兼ねて、ドイツ語とフランス語のアルファベットのなかで英語にない文字の入力方法をまとめておきます。なぜこの2つの言語かというと、単に私がかじったことがあるからです。ちょびっとですが……。
「英語しか要らないよ」という人もアクセント記号を知っていると、フランス語由来の英語を表記するときに、"déjà vu"のよう綴れてドヤれます。お試しあれ。
はじめに
まず私の使用しているMacの環境を紹介します。
とくに日本語キーボードを使っている人は、以下の説明と若干ちがうかもしれませんがご了承ください。今回あらためて分かったことですが、やはりOS XはUSキーボードと相性がよいです。米国人がつくってるから当たり前ですね。
文字ビューア
まず文字ビューア(英語環境ではCharacter Viewer)について説明します。メニューバーから文字ビューアを表示させます。下記のようなウィンドウが表示されます。ここで日本語入力モードでなく、英字入力モードになっていることを確認してください。ウィンドウの上部に「US」の文字があります。
次に「Option」キーを押下します。するとウムラウト記号やアクセント記号がオレンジで表示されます。他にもドイツ語の「エスツェット」、そしてフランス語で使われる「合字」や「セディーユ」なども見えます。
この文字ビューアのキーボードをマウスでクリックすれば、そのまま入力できます。しかしいちいちマウスを使うと効率が悪いですよね。そこで次にキーボードから入力するためのショートカットを覚えましょう。
ドイツ語
「ウムラウト」と「エスツェット」を覚えればよいです。ウムラウト記号は「Opition」キーと「u」キーを同時押して、次にa, o, uを押してください。ウムラウト(Umlaut)の場合は「u」というのは分かりやすい。
また「エスツェット」は、「Opition」キーと「s」キーを同時に押してください。英文タイプライターなどで ß が表示できないときも ss と代用表記しますからね。これも直感的に理解できるでしょう。下にまとめます。
フランス語
アクセント記号(アクサン)は、次の3種類あります。
- 「´」 - アクサンテギュ
- 「`」 - アクサン・グラーヴ
- 「ˆ」 - アクサン・シルコンフレクス
「Opition」キーと「e」、「`」、「i」をそれぞれ同時に押したあとに、アクセント記号を付けたいアルファベットを入力してください。「`」、「e」は覚えやすいですが、アクサン・シルコンフレクスに「i」が割り当てられた理由はわかりません。誰か教えてください。
また「セディーユ」は、「Opition」キーと「c」キーで入力します。
そして「トレマ」は、ドイツ語のウムラウトと同様に、「Opition」キーと「u」キーを同時に押して、次にe, i, uを入力します。
最後に「oe合字」は、「Opition」キーと「q」キーで入力します。これ何と呼ぶのかと思って教科書を見返すと「オ・ウ・コンポゼ」というようです。そのままでした。
以上を下にまとめます。