量販店でカシオ計算機製「電子辞書 EX-word XD-G20000 プロフェッショナル」を触ってきました。いわゆるカシオのフラグシップモデルです。
カシオ 電子辞書 エクスワード プロフェッショナルモデル XD-G20000 コンテンツ200
- 発売日: 2017/02/10
- メディア: オフィス用品
以前はSII製の電子辞書を常時持ち歩いていましたが、いまはiPhoneに辞書アプリをインストールして使っています。連休中、ひさしぶりに電子辞書のコーナーに立ち寄ったので触ってきました。
錚々たる大辞典が収録されていてコンテンツには不満はありません。結構なお値段ですが、コンテンツの質と量を感じると納得できる価格設定です。
一瞬欲しいと思ったのですが、やはり私が電子辞書を捨ててiPhoneに移行したのには理由があります。以下、実機をさわって気づいたことを、iPhoneの電子辞書アプリとの比較を交えて挙げてみます。
デザインがダサい
高校生向けモデルにはマットなカラーリングのモデルも用意されていますが、このプロフェッショナルモデルは金ピカで趣味が悪いです。
人に見せびらかすものではないのでデザインなんか気にするなと言う人もいるかもしれませんが、自分の持ち物にしたくないと思うほどカッコ悪いです。デザイナーは何を考えているのかなぁ。
キー入力の取りこぼしがある
電子辞書の魅力は物理キーボードがあることです。これはiPhoneにないアドバンテージです。
ただし実際にキーボード入力していみると、たまにキー入力の取りこぼしがあります。これは致命的。SII製を使っていたときも同じことを感じましたが、キー入力を受け付けてもらうには、こちらが手加減して入力する必要があります。ちょっとしたコツが必要です。
専用ハードウェアなのに、どうしてまともに作れないの不思議ですが、ユーザとのインタフェースにはいちばん気をつかってほしいです。全体的に動作がもっさりしているのも気になります。
ディスプレイがショボい
iPhoneのRetinaディスプレイと比較するのは酷かもしれませんが、普段iPhoneを使っていると電子辞書の画面には耐えられません。フォントがギザギザなんです。これだけで見ているだけでうんざりして長時間使いたくなくなります。