退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【読書感想】青木裕子『母、妻、ときどき青木裕子』(2014年、講談社)

元TBSアナウンサーの青木裕子が綴る、妊娠&出産の日々を綴った自身初のフォトダイアリー。局アナ時代は「E娘!」「サンデージャポン」などで見かけていましたが、あいかわらず長身美人で私のツボです。 

この本の白い表紙は文字だけでシンプルですが、帯は子どもを抱いてカメラ目線でドヤ顔

母、妻、ときどき青木裕子

母、妻、ときどき青木裕子

  • 作者:青木 裕子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ぶっちゃけ「リア充オーラ全開」の本です。この本からシアワセをもらえるかどうかは、ひとえに読者の境遇にかかっているでしょう。やべっちこと矢部浩之のファンからの「なんでこんな女と…。ムキーッ」っという怨念が聞こえてきそうな本でもあります。

さてフォトダイアリーですが、思ったよりも写真は少なめでした。それでも究極の一枚があります。妊娠中に大きくなったお腹を抱えカメラに向かってピースサインをしている写真です。実に神々しい。この写真に本書のメッセージが濃縮されています。ぜひ探してみてください。

通読してやはり美人は得だなと思わざるを得ません。さすがミス慶應ですね。矢部さんも二枚目なのでお似合いのカップルと呼ぶにふさわしい。二人で写った写真も見栄えがします。

それでも芸能界では長く寄り添ったオシドリ夫婦がまさかの離婚というニュースも珍しくありません。そうならないように末永くお幸せに。