野口五郎が歌謡曲・歌番組・歌謡賞の華やかだった頃の昭和を彩った名曲の数々をカバーするアルバムです。甘いボーカルが聞かせます。
セルフカバーの「私鉄沿線」(自らエレキギターを演奏してるのにも注目)も収録されていますが、演歌や女性ボーカルの楽曲に幅広く挑戦していています。注目は布施明とデュエットしている「あずさ2号 」でしょうか。おもしろいアイディアです。また「ジョニィへの伝言」はアコギの弾き語りです。こちらもいい味出してます。
Trk | Song |
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1 | また逢う日まで |
2 | さらば恋人 |
3 | 魅せられて |
4 | 甘い生活 |
5 | あなたがいたから僕がいた |
6 | 積木の部屋 |
7 | 襟裳岬 |
8 | 雨の御堂筋 |
9 | 危険なふたり |
10 | 横須賀ストーリー |
11 | 若き獅子たち |
12 | 愛人 |
13 | あずさ2号 featuring 布施明 |
14 | 私鉄沿線 |
15 | ジョニィへの伝言 [bonus track] |
アレンジはシンセ臭くなく、きちんと生バンドをバックに収録しているのもいいですね。とくにストリングスが素晴らしい。宝塚歌劇団も見習ってほしいです(汗)。
新御三家(いまや知っている人も少ないかも…)の郷ひろみと西城秀樹の楽曲もカバーしているので、オリジナルと聞き比べるのも一興です。
余談ですが新御三家と言えば、私は西城秀樹を屈指のボーカリストと勝手に思っているので、いつか秀樹が歌う昭和歌謡のカバーアルバムも聞いてみたいものです。