退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【読書感想】『野口哲哉ノ作品集 「侍達ノ居ル処。」』

少し前に行った展覧会「野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―」の図録が出版されていたので、読んでみました。

野口哲哉ノ作品集 「侍達ノ居ル処。」

野口哲哉ノ作品集 「侍達ノ居ル処。」

  • 作者:野口哲哉
  • 出版社/メーカー: 青幻舎
  • 発売日: 2014/02/26
  • メディア: ペーパーバック
以前、図録は展覧会の会場でしか買えない場合が多かったですが、最近は出版物として流通している場合も多く見られます。「一粒で二度美味しい」と言うのか、一度行った展覧会を振り返ることができるので楽しいものです。作品についての解説もまとまったものが読めます。

少し気になったのは作品のサイズが巻末にまとめられているところ。作品がどのくらいの大きさなのかすぐに知りたいと思う人も多いのではないでしょうか。また、今回の展示会は立体造形物が中心だったので、さすがに写真だけでは伝わらない部分があるのは仕方ありません。

今週の『宇宙戦艦ヤマト2199』で、冥王星基地を失ったシュルツが娘のヒルデのホログラムを見ているシーンがありましたが、立体造形物を家庭でホログラムで楽しめる時代が将来くるのでしょうか。
野口哲哉ノ作品集 「侍達ノ居ル処。」