Huluで映画『キャットウーマン』(2004年、ピトフ監督)を鑑賞。アメコミ『バットマン』のキャラクターのひとりを主人公しているが、本作とバットマンとの接点はなし。当時、既にアカデミー主演女優賞を受賞していたハル・ベリーが主演している。よくオファー受けたなあ。
大手化粧品会社のグラフィックデザイナーデザイナーが、画期的な老化防止商品の副作用を知ってしまったために口封じのため殺害される。しかし、彼女はなぜかエジプトの猫神により「キャットウーマン」として蘇り、復讐を誓うというストーリー。
ゴミ映画と言われることも多いが、ダラダラ観ている分にはそれほど悪くない。ムチムチのボディーで鉄格子を抜けるすり抜けるシーンなどは、ただ監督がやりたかったシーンなのだろうが、なかなか見せてくれる。
ただ、相手役である刑事との恋愛が十分描かれていないし、相手役との濡れ場がないという致命的な欠点がある。観客が観たいのは、猫の本能を全開にしたベッドシーンであろう。
また米国では、アメコミファンの期待を裏切ったためか興行的に振るわず、作品賞・監督賞・脚本賞・主演女優賞の4部門でラジー賞を受賞してしまう。主演のペリーは授賞式に集積して見事なスピーチを披露して女を上げている。
Halle Berry accepts Razzie Award for Worst Actress ...
日本でも日本版ラジー賞をやればいいと思うが、文化的に受け入れられないのだろうか。某女優なんて受賞しまくだぜ!