- 作者: 小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/06
- メディア: 単行本
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以前読んだ『STUDY HACK!』が良かったので、本書も手にとってみた。表紙のデザインがいいね。
Gmail、SugarSync、Evernoteなどのサービスを駆使したハックは、それほど新しくないし、どこかで読んだことのある内容だったが、なかにはグッときたハックがあったので、メモがわりに書き出しておく。
- <#05>書籍をスキャンしてデジタル書棚をつくる/本の背の部分を裁断して一枚ずつバラバラにしてして、ScanSnapで一気にスキャンする。テキストデータとして保存するので、書籍の全文検索ができる。コピーして引用も可。◇小山式「どこでもオフィスのつくり方」(p.6)という図で、ADF付のScanSnapで本をスキャナでファイル化するとあったので、どうするのだろうと思い読んで行くと、なんと裁断してバラバラにするとは…。「ひとりGoogle Books」かよ。本にあるように、AmazonのScanSnapのページには裁断機が載っているので、実際にやっている人が多いのかも。
- <#30>IMEバーは上端中央に置く/これを読んでから早速やってみた。視線の移動が少なくなり、なかなかいい感じ。しばらく継続してみる予定。
- <#74>類語で発想を広げる/類語検索には、Webilo というオンライン類語辞典がおすすめ。◇この類語辞典では「類語玉手箱」を使っているようだが、私はDictJuggler.netという辞書・検索サイトから「類語玉手箱」を使っている。日本語の類語辞典の決定版があればオフライン辞書でほしい。
この本のテーマは「整理」だが、もちろん整理自体は目的ではなく、その先でいかに価値を生み出すかが重要なはず。それについては今後の著作に期待させてもらおう。まあ、ちょっとしたことでも思ったとおりに整理できると気持ちいいのは確かだ。