雑誌『歌劇』(2006年5月号)を近くの図書館から借りてきました。「花總まりサヨナラ特集」号です。この雑誌の保存期間は3年間なので、ギリギリで確保できました。退団から3年経つと思うとはやいものです。
花總まりは、雪組・宙組で実に13年間にわたり主演娘役として活躍して、一時代を築いた娘役です。当時の映像を見てすごいなと思うことも多いので、ちょっと昔の記事を読んでみたくなりました。
この特集で、演出家・齋藤吉正が「永遠のアイドル」と題する文章(p.117)を寄せているのが、ヲタク全開でおもしろいです。そのなかで、『満天星大夜總会』の“無敵のアイドルHANACHANG”は、彼自身の“妄想”だったかもしれない、などと書いています。この演目の映像の一部を見る機会がありましたが、どのようなレビューなのかすごく気になります。花影アリスで再演してほしいような気が……。