退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

さよなら、新宿ジョイシネマ


今月末(2009年5月31日)で、新宿・歌舞伎町の「新宿ジョイシネマ」が閉館する。株式会社ヒューマックスシネマによる閉館の案内はこちら

閉館興業「さよならフェスティバル」を上映していたので、そのなかの「たそがれ清兵衛」を見てきた。地下のジョイシネマ1の上映。入場するときに、記念のポストカードをもらう。

シネコン隆盛のなか、「新宿ジョイシネマ」は、設備もまずまずで、なんとなく落ち着く映画館だったので閉館は残念。いつもゆったり見られるところが気に入っていたのだが…。やはりそれではまずかったか。

最近、新宿エリアでは、「新宿バルト9」「新宿ピカデリー」と大型シネコンが相次いでオープンして、封切館としての経営は厳しかったのだろう。

気がつけばいつのまにか「新宿トーア」も閉館しており、歌舞伎町エリアの映画館の閉館が続いている。少し前には「シネシティ」と、しきりに歌舞伎町をPRしていたのにさみしいことだ。

以下に「新宿ジョイシネマ」の在りし日の様子をメモしておく。

新宿ジョイシネマ」は3館あります。この地球会館のB1, 3F、そして裏手の別のビルにそれぞれスクリーンがあります。

チケット売り場。3館ともこちらでチケットを買います。窓口嬢はなかなかの美人さん。

無造作に紙袋に入れられたポップコーン。趣があるというべきか…。