退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

レッドクリフ Part I

少し前に新宿バルト9で鑑賞。平日なのに結構混んでいて驚いた。みんな三国志が好きなのか。

ジョン・ウー監督のアクション映画として観ればかなり楽しめる。ま、三国志には、みんな一家言あるだろうから、どう撮っても不満が残るだろう。娯楽性を追及したのは正解か。

いろいろ突っ込みが入れられるだろうけど、細かいことを考えるにスペクタルを楽しめばいいのだろう。大きな劇場のスクリーンで観る価値がある。ただ八卦の陣をはじめとして戦闘シーンが連続するので、観る側にも相当なエネルギーが必要な気もする。実際、鑑賞後、少々疲れた。気持ちを高めてから劇場に行ったほうがいいかもしれない。

「赤壁の戦い」というものの、Part Iではまったく戦端が開かれないのはがっかり。すべてはPart II とういうことらしい。本作は壮大な予告編といったところか。諸葛亮もニヤニヤしているだけだし…。でも、しっかりと白鳩は登場する。それも、かなりわかりやすく。

IMDbを覗いてみたが雑な扱いだ。欧州では来年公開予定らしいが、米国公開されないのだろうか。この映画はアメリカでは興行的には難しいかもしれないが。

レッドクリフ Part I コレクターズ・エディション [DVD]

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