退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

特撮『キカイダー01』を観た! / 10代の志穂美悦子が最高です

ニコ生で数日にわたり配信された、特撮『キカイダー01』(全46話)をざっくり観ました。1973年に現・テレビ朝日で放送された石ノ森章太郎原作の特撮テレビ番組で、今回の配信は、今週末に公開された映画『キカイダー REBOOT』のプロモーションです。

キカイダー01 BOX [DVD]

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まず無印の『人造人間キカイダー』ではなくて、なぜ『01』を配信したのか、小一時間問い詰めたい。今回見ても『キカイダー01』は、敵の着ぐるみをつくれないほどの低予算で製作されていて痛々しい。まあ低予算でも作り手の意地を見せてくれればいいのだが、ストーリーも設定もブレブレでまったくイケてない。

例えば、当初、ジャイアントデビル(遮光器土偶ロボ)の設計図をめぐって戦っていたのにあっさり破壊されるし、01は太陽エネルギーがないと弱いという設定も後半はどうでもよくなるし、ハカイダーは雑魚キャラになるし、もうダメダメです。今回、ニコ生のコメント付きだったので、かろうじて見れたというシロモノでした。

そんななかで、突出して輝いているのはビジンダーの人間態を演じた志穂美悦子です。ニコ生のコメントでも、「ビジンダーまだ?」という書き込みが多かったわけですが、彼女が登場するのは全46話のなか30話で比較的終盤近くです。この役は師匠の千葉真一の肝いりで決まったようですが、アクションがキレキレでさすがJACです。そして初々しい。また当然見せパンでしょうが、パンチラ全開で視聴率のテコ入れを図ったフシあり、なかなか楽しめます。

それにしても、この配信が、映画の集客について逆効果にならないか心配です。雨宮慶太監督の『人造人間ハカイダー』(1995)を配信した方がよかったのではと思ったのは私だけでしょうか。

人造人間ハカイダー コンプリートDVD

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