オンライン予備校「ただよび」が破産手続きを開始したことを6日、公式HPなどで発表した。
https://tadayobi.net/announce/65
「ただよび」は教育格差を是正を崇高な理念に掲げた実験的なビジネスモデルだったが、あえなく破綻した。
昔から予備校講師にはアウトローの雰囲気があり、高校教師などとはちがった魅力があったものだ。こうした人たちが集まってもビジネスは成功しないんだなとあらためて思った。やはりYouTubeを起点としたマネタイズが難しいのか……。
以下は「ただよび」が開講した当時のプレスリリースである。𠮷野敬介や森田鉄也(Morite2)ら有名講師の講義が無料で公開されるなんて贅沢なことだ、と当時期待した。だだし講義の動画を拾い見してみると教科・科目によっては「玉石混交」の感は拭えなかった。
予備校界の超大物講師によるYouTubeの予備校「ただよび」開講|株式会社StuDeeplのプレスリリース
この実験的な試みも3年余りを経て頓挫したことになる。野次馬としては、ビジネス破綻の顛末を1冊の本のまとめてほしい。読み物として面白いものができるだろう。
破産手続きが始まって以来、関係者を含めてさまざまな予備校関係者たちがYouTubeに動画を上げて好きなこと述べていて、連休中に結構時間をかけて拝見した。なにが真実は正直わからないが、内部でトンデモナイことが起こっていたことは容易に推察できる。
以下はビジネス破綻を受けて、業界関係者がアップした動画のなか面白かったものを貼っておく。予備校講師だけあった話術は巧みである。