退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「二胡」を聞いてきました

中国の民族楽器「二胡」の生演奏を聞く機会がありました。

二胡とは、文字通り2本の弦があり、その2本の弦の間に挟んだ弓で弾く中国の伝統的な楽器。バイオリンと同じような擦弦楽器です。弓を弦の間に挟むので、弓を手から離しても弓が落ちません。奏者は「馬上で弾きやすいように」という説があると楽器紹介していました。

二胡の存在は知っていましたが、間近で演奏を聞くのは初めてでした。独特の哀愁のある音色でした。奏者は「アマチュアです(キリッ)」と自己紹介していましたが、正直どれだけの腕前なのか、その楽器がどれだけのグレードなのかわかりません。

ちなみにユニットにはバイオリンもいたのですが、この人はきっとガチ勢だなとはっきりわかりました。

せっかくなのだから、二胡のために作曲された楽曲を聞きたかったのですが、選曲は日本のポピュラー音楽ばかりで二胡の真価が発揮できていません。残念でした。

私は民族楽器が好きなのですが、なかなか生で見る機会はありません。その意味では今回は貴重な機会でした。

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