退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「かしげ」との思いがけない再会

鈴木杏樹喜多村緑郎との不倫スキャンダルが熱い。今回も「文春砲」による一撃だった。昔も今も不倫は絶好の週刊誌ネタらしい。

週刊文春 2020年 2/13 号 [雑誌]

週刊文春 2020年 2/13 号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: 雑誌

巷では鈴木杏樹は「奇跡の50歳」などと言われていて、おっさん世代としては「おっ」と思わなくもないが、正直どうでもいいかなと思う。

むしろ喜多村緑郎の妻が、元宝塚歌劇団宙組トップスター貴城けいであることのほうが私にとってはインパクトがあった。梨園の妻に収まったと聞いていたがまさかのスキャンダル報道。略奪愛の被害者だったのはせめても救いか。

貴城けいのニックネームは「かしげ」。宝塚スターの場合、芸名のほかにニックネームを覚えておかないと話題についていけない。ニックネームは本名に由来することが多いようだが、貴城の場合は「かしげ」と不思議なニックネームで呼ばれていた。

これは、「首をかしげるのがクセで、写真はいつも首をかしげた姿で写っていた」からだという。最初聞いたときは驚いたが、こうした例は珍しいのではないか。当時、おでこの広い美人顔で魅力的なスターだなと思ったことを覚えている。

貴城は、1992年に78期生として宝塚歌劇団に入団し、雪組に配属される。2006年に宙組に組替えになり、相手役にアニメ声の紫城るいを迎えてトップスターに就任している。宙組に長らく君臨したタカハナ和央ようか花總まり)の後継だった。私はタカハナ時代がいちばんヅカに注目していた時期だったので、この時期の宙組はとくに記憶に残っている。

しかし『維新回天・竜馬伝!』(2006年)が大劇場のお披露目公演であり、サヨナラ公演になってしまい、残念ながら本公演はひとつだけという異例の短命におわった。個人的には、トップ就任前の『ベルサイユのばら』のオスカル役がいちばん思い出に残っている。ちなみに貴城たちのあとは大和悠河陽月華が継いだ。何もかも懐かしい。

今回思いがけないことで「かしげ」の名前をメディアで見ることになった。まあ男女の仲は外からはわからないのだろうが、おっさん目線からすれば「旦那はもっと上手くやれよ」と思ったものだ。

宝塚パーソナルブック vol.7 貴城けい (タカラヅカMOOK)