退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

大杉漣の追悼オールナイトに行ってきた

新文芸坐のオールナイト《追悼・大杉漣 いつもそこにいた名バイプレイヤー》に行ってきました。

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上映作品は以下4本。

  1. ソナチネ (1993年、北野武監督)
  2. ポストマン・ブルース (1997年、サブ(SABU)監督)
  3. エクステ (2007年、園子温監督)
  4. 蜜のあわれ (2016年、石井岳龍監督)

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上映前に新文芸坐のスタッフの方から、10年ほど前に大杉漣さんが新文芸坐の企画でゲスト出演したことがあったいう話がありました。目の前のステージに立っていたんですね。しんみりしました。

「いつか『大杉漣映画祭』をやりたいね」という話をしたとのことでしたが、ぜひ実現してほしいものです。フィルモグラフィーを振り返ってみると、いまの時代の俳優とは思えないほど出演作がとても多いのに驚かされますが、今回の4本ではあまりにも少ない。

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個人的には、初期作品を中心に以下の3作のどれかが上映されたらいいなと期待していたので残念でした。

今回のオールナイトの上映作品は、上記のスタッフのよる選定だったとのこと。いつも誰がプログラムをつくっているかなと思っていたので、声を聞けてよかったです。

キネマ旬報 2018年5月上旬特別号(追悼・大杉漣) No.1778