週末、ついに発売開始されたiPhone Xに触ってきました。これまで新モデルが出ても、従来モデルからの違いがあまりなく新鮮さが失われていましたが、今回のiPhone Xは、まったく新しいデザインで未来を感じることができました。
第一印象
ホームボタンがなくなり、ベゼルが細くなった分、手にとった筐体のサイズのわりにディスプレイが大きいな、というのが第一印象です。実際のサイズは5.8インチです。
また背面がガラスになったのも特徴的です。ワイヤレス充電機能の追加のため絶縁体にするためでしょうがツルツルとした手触りが独特です。ネットで動画を見ていると、さっさく落として背面のガラスが割っていた人ががいましたが、さもありなんというところです。まあ私はどうせカバーを付けるので関係ありませんが……。
ディスプレイ
iPhone Xの最大の特徴は全画面のOLEDディスプレイでしょう。ディスプレイ上部のカメラ部の「切り込み」と四隅が丸いのが面白いです。でも機能や使用感に関係あるのかなというのが正直な感想です。
またOLEDということで動画再生はどうかなと思いましたが、発色や追従性などとくに問題ありませんでした。ディスプレイ技術も進歩していますね。
ホームボタンの消失
操作感でいちばん変わったのはホームボタンがなくなったことです。これまでは困ったらとりあえずホームボタンを押していましたし、アプリの終了や切り替えもホームボタンを押してからの操作でした。
今回ホームボタンがなくなってどうしたらいいんだろうと戸惑う人も多いでしょう。Appleもそのあたりは忖度して、iPhone Xの操作を説明する動画を用意しています。
iPhone X — A Guided Tour — Apple
少し触っただけですが、すぐにホームボタンなしでもいいじゃないかと思えてきました。これまでもホームボタンのぷにゅぷにゅした感触が苦手だったので、ホームボタン付きのiPhoneにもこの操作を採用してほしいくらいです。