上野の森美術館で開催中の「ポール・スミス展」を見てきました。混んでるかなと思いつつ出かけたところ意外に混雑していました。それも若い人で盛況でしたが、若い世代にはポール・スミスはどんな位置付けのデザイナーでしょうか。もはや「巨匠」の域なのでしょうか。気になりますね。
ポール・スミスがいつもカメラを持ち歩いていることと関連があるのか、会場は写真撮影OKでした。スマホの擬似シャッター音があちらこちらから聞こえるのは気になりますが、体験型のイベントとしてアリな試みだと思います。
もうひとつ特徴的だったは、会場に用意されたQRコードをスマホで読み取ると音声ガイドが聞けるという試みです。普段の展覧会では専用のハードウェアを有料で借りることが多いのですが、手持ちのスマホが音声ガイド端末になるのはなかなか便利です。
会場が写真撮影可能だからできたのかしれませんが、他の展覧会でも検討してほしいですね。海外だとスマホにより音声ガイドやっているところ多いようですが、日本は利権構造がひどいからなぁ……。
ちなみに入口でピンク(今回のテーマカラーでしょうか)のイヤホンをもらいました。音声ガイドの試みとマッチしていてナイスですね。
気分が盛り上がったので、併設されたショップで買い替えを考えていたコインケースでも買って帰ろうかと思いましたが、売っているのはおみやげ系の商品ばかり。ちょっと残念でした。
以下、会場で撮影した写真を紹介します。
▲ポール・スミスのオフィス
▲デザイナーたちのデスク(ラジオが気になる)
▲定番のミニ
▲ボタンの壁
▲ファッション関連(ファッションショーのビデオもあり)