テレビアニメ『エヴァンゲリオン』が始まったのは、実に1995年10月。今月でちょうど 20周年になります。
それに合わせたわけではありませんが、貞本義行によりコミック化された『新世紀エヴァンゲリオン』(全14巻)を読み終わりました。全巻揃ってから第1巻から読み始めようを思ってましたが、最終巻が出るまでが時間があいたせいもあり出遅れてしましました。
新世紀エヴァンゲリオン (1) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 貞本義行,カラー
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実はHuluで配信されていたテレビアニメ版も見直しましたが、やはり終盤はよくわかりませんね。新劇場版を完結できていないのだから相応にこじらせているようです。
それに比べてコミック版ではなるべく読者に受け入れやすいようにまとめられていて、テレビアニメ版よりはずっと分かりやすい。手離れがいいというべきでしょう。
そして最終巻を手にしたとき驚いたのは、表紙の季節が冬ということ。サードインパクトで地軸がどうかなって季節がなくなったという設定だったのか定かではありませんが、エヴァンゲリオンの登場人物はいつも半袖で季節感がなかったような気もします。
それがいきなり「冬」とは……。本編を読んでいくと、なるほどそう来たかと納得です。
アニメが合わなかったという人もコミックに手を伸ばしてみる価値はあります。あとコミックは人物描写を重視しているのが奏効していることも付言しておきます。