連休中に積んであったNational Geographic: (2015年8月号)をパラパラめくっていました。ローマ教皇フランシスコの特集記事です。ナショジオと言えば自然界に関係する記事が中心の印象ですが、人物を取り上げることもあるようです。
教皇フランシスコは、前任者のベネディクト16世が生前退位したことをうけて、コンクラーヴェにより、2013年3月に新教皇に選出されました。フランシスコはアルゼンチン出身であり、史上初のアメリカ大陸出身のローマ教皇です。時代の要請でしょうか。
この記事では、教皇フランシスコがバチカンに改革に挑む姿が紹介されています。キリスト教用語が混じっているので記事を読むのはやや難しい。まあ日本語で読んでもピンとこない内容もあります。ただナショジオなので写真はすばらしい。とくにサン・ピエトロ大聖堂の内部は一見の価値があります。
この特集記事には、STAINTS AND SINNERSという、初代教皇ペテロから現職のフランシスコまでの系譜を一覧できる折り込みのページが付いていて読み応えがあります。当たり前ですが、カール大帝がCharlemagneになっていたり英語読みです。いっそのこと世界史は英語で教えたほうがよいかもしれません。
やや余談ですが、この記事を読んでいる間に関連するニュースが2つあったので紹介しておきます。
ひとつは、National GeographicがFOXに事実上買収されたこと。ルパート・マードック傘下になってしましました。ショックです。
もうひとつは教皇フランシスコの訪米です。オバマ大統領とバイデン副大統領がそろって空港で出迎えていましたが。やっぱりすごいですね。ちなみにジョー・バイデン副大統領は、ローマ・カトリック教徒です。