週末、中野サンプラザで開催された「春のヘッドフォン祭 2014」に行ってきました。前回までは青山(外苑前駅近く)で開催されていましが、4年ぶりに中野に戻ってきました。実際はそうでもないとは言え、ヘッドフォンに漂う貧乏くさいイメージは中央線沿線によく合っています。個人的にもアクセスしやすい中野サンプラザに回帰してくれてよかった。
展示会の詳細は以下のリンクを参照してもらえばよいのですが、高嶺の花であるハイエンドのセットに触れたり、やメーカーやベンダーの人と直接話しをしたりできる機会は貴重です。ぜひ今後も続けて欲しいイベントです。
実際に買うかどうかは別にして個人的に面白かったトレンドのは、次の2点でした。
- アナログ・レコード回帰
- 自分の耳に合わせるカスタムイヤフォン
アナログ・レコードは展示会場でターンテーブルが目立っていたこともありますが、クラウドに音楽データを置こうという時代にあってアナログ・レコードは新鮮です。欧州では、近年アナログ・レコードの売上げが急増しているいう展示もあって面白いと思いました。
もうひとつは、自分の耳にオーダーメイドでつくるイヤフォンです。市販のイヤフォンは、どうもしっくりこないと不満に思っている人はいるかもしれませんが、さすがにオーダーメイドするまでする人は今はそれほどいないでしょう。もはや医療機器の領域に近いですが、行き着く先はここなのかもしれません。
さて現実に戻って、実際に何が欲しいかと言えば据置型のヘッドフォンアンプです。Mac miniに乗り換えて以来、ヘッドフォンジャックが背面にあるのがやや不満です。せっかくヘッドフォン端子はデジタル出力も兼ねているのでいろいろ試してみたいです。今、狙っているのはDENONの DA-300USBSです。今回いろいろ試しすことができてよかったです。
Denon USB-DAC ヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応 シルバー DA-300USB-S
- 出版社/メーカー: デノン(Denon)
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: エレクトロニクス
最後に「ヘッドフォン祭’」に行くときのアドバイスをひとつ。自分でレファレンス音源を持っていきましょう。ふだん聞き慣れている音源がよいでしょうが、あまり恥ずかしいのは控えた方がいいでしょう。高級オーディオで自前のアニソンを聞いて悦に入っている図はさまにならない。無難な音源を用意しておきたいですね。じゃあね~。