MUSIC MAGAZINE (2009年3月号)で、「坂本龍一」を特集していた。5年ぶりのソロ・アルバム『out of noise』(ASIN:B001OFB8HE)のプロモーションの一環か。ロングインタビュー、バイオグラフィーから、ディスコグラフィーまで網羅されていて、適当な紙幅でよくまとまっている。
インタビューを読んでいくと、ニューアルバム『out of noise』は多様なパッケージで発売されているとあった。エコへのこだわりなのか。上の商品は、パッケージ・レスCDと呼ばれているもので、なんと1980円。安い。そして、コモンズマート(commonsmart)を覗いてみると、このアルバムの音声データが販売されているた。48kHz/24bit AIFF形式(写真付)で4,000円、mp3 320kbps形式で1,980円である。ブックレットがWebで見られるのはうれしいかも。
教授はCDの時代は終わったと言っていたが、日本ではなかなか完全に絶滅するところまではいかない。今後どうなるのだろうか。また、教授はCDは一旦、iTunesに取り込んでから聴くとのこと。どんなオーディオ機器なのか知りたいものだ。
また記事に明らかな曲名の間違いがあるのは残念。サエキけんぞう「坂本龍一の音楽」(p.54)に、『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』の「メトロポリス」とあるが、「テクノポリス」(TECHOPOLIS)の間違いであろう。2か所も。音楽専門誌としてどうなのよ。他の記事の信憑性も疑われる。