退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

大江戸線運転士の集団感染の一因が報じられる

年末に運転士計15人の新型コロナ感染が確認され、通常の7割程度に減便されていた。減便は乗客に不便を強いるだけでなく、車内が混雑して「密」となるこで、感染拡大リスクに乗客を危険に晒すという重大な事態になった。

連休明けには通常運転に戻ったことが掲示され、構内には迷惑をかけたことを謝罪するアナウンスが流れていた。

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結局、感染経路は判明したのか、再発防止策はどうなったのか、ということが気になっていたが、読売新聞が「独自」の見出しをつけて集団感染の要因を報じたいた。

新型コロナウイルスの感染拡大は、公共交通機関の運行にも影響する。東京では、都営地下鉄大江戸線の運転士が集団で感染し、年末年始の約2週間、間引き運行となった。感染が広がる要因の一つになったとみられるのは、運転士の宿直施設にある洗面所の蛇口だ。鉄道の運転士は交代要員の確保が難しく、鉄道各社は対策強化を検討している。

news.yahoo.co.jp

運転士の宿直施設にある洗面所の蛇口が「盲点」だったとしているが、この程度のことが事前にわからないのだろうかと呆れた。

一応、手を近づけるだけで水の出るセンサー式蛇口への変更も検討されているようだが、すぐにやってほしい。運転士は交代要員を確保するのが難しいため、いったん集団感染が起これば、今回のように減便で対応するしかなくなり、感染リスクが増大することになる。

都交通局だけでなく、他の鉄道事業者たちも他山の石としてほしいものだ。

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