退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

SHIROBAKO展 @SKIPシティ

川口市にあるSKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムで開催中の「SHIROBAKO展 ~SHIROBAKOで学ぶアニメのつくり方~」という展示館を見てきました。

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赤羽駅で乗り換えて川口駅で下車。ひさしぶりに京浜東北線で荒川を越えてとても懐かしく感じました。会場は川口駅からバスで13分ぐらい。バス停からさらに10分ぐらい歩いたでしょうか。遠い。遠すぎるかもしれません。

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ようやく会場に到着。COVID-19感染対策で面倒な手続きを経てチケットを購入して入場。映像ミュージアムの常設展をざっと見てから「SHIROBAKO展」の会場に移動。

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この展示会は、アニメ業界の日常をリアルに描いたテレビアニメ『SHIROBAKO』を通して、アニメーション制作の大変さや面白さを学べるという企画。アニメーション制作に関わる様々な仕事を、工程に沿って解説する趣向です。

「SHIROBAKO展 SHIROBAKOで学ぶアニメのつくり方」CM【Na:木村珠莉さん】


それほど大規模な展示会ではありませんが、アニメに登場する小道具がリアルな世界に再現されているのが見どころでしょうか。「SHIROBAKO」の世界にどっぷり浸れるので、ファンなら楽しめると思います。

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注文をつけるとすれば、実際に「SHIROBAKO」をつくったスタッフたちののメッセージを展示物に重ねてくれるとよかったかもしれません。

会期中に展示替えが予定されていて、後期は劇場版『SHIROBAKO』を紹介する展示になるようです。テレビ版が好きな人はスケジュールをチェックして早めに見に行くとよいでしょう。

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余談ですが、常設展は映画ファンなら結構楽しめる内容だったので、少し時間に余裕を持って出かけるとよいでしょう。

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なかに「日本映画の群像」というパネルがあり、日本映画を代表する映画監督の写真の展示がありました。やや古いなと思ってみていると、2000年11月の「キネマ旬報」のアンケートの結果によるとのこと。上部の大きな写真は左から、黒澤明小津安二郎溝口健二。ちなみに左の写真がない枠は宮崎駿です。常設展もオススメです。