2015年秋、雑誌「レコード・コレクターズ」に日本の女性アイドル特集が組まれました。70年代と80年代の2号連続でそれぞれベスト100を選ぶを選ぶという企画でした。
当時、雑誌に掲載されたベスト100を基にiTunesでプレイリストを作ってみましたが、80年代のベスト100で断念した楽曲は2曲ありました。
その後も機会があればアイドルの楽曲をiTunesライブラリに取り込んできましたが、上の2曲はいまだに手元に音源がありません。その後Sotifyが上陸するなどし、音楽を聞く環境も激変し私自身もSpotifyやAmazon Musicで音楽を聞くことが多くなりました。
少し前に伊藤智恵理のベストアルバムがSpotifyで配信されていたのを見つけて、もはやローカルに音源を持つのではなく、ストリーミング配信で音楽を楽しむ時代なのかもないと思うようにりました。映像ソフトと同じことです。
もっとも私の好きな昭和の歌謡曲やアイドルの楽曲のラインナップはまだまだ不十分です。定期的にSpotifyをチェックしていますが、まるで拡充される気配がありません。
まあ伊藤智恵理のようなB級アイドル(おっと失礼)の楽曲がそれほど再生されるとは思いませんが、マーケティングでいうところのロングテールのように好事家に少しずつでも聞いてもらえれば、権利者が音源を死蔵しているよりずっとマシじゃないか勝手に思っています。
もっとも配信サービスのカネの流れがよくわかりません。それほど多くの人に聞かれることもないだろう楽曲を配信して果たして収支はどうなのでしょうか。いろいろな問題がクリアされてSpotifyなどで思う存分、昔のアイドルの楽曲を楽しめる時代がくればいいなと思います。それまではローカルでライブラリを整備していくほかないようです。