退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

映画館でアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』見てきました

都内某シネコンOVA機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』見てきました。全4話が予定されている「過去編」の第3話です。

この第3話ではエドワウ・マス(声:池田秀一)がキシリアの暗殺をかわし、身分を偽りシャア・アズナブルとしてジオン自治共和国国防軍士官学校に入学するところから始まります。

シャアは士官学校でジオンの御曹司・ガルマ・ザビ(声:柿原徹也)との親交を深めていき、ついに学生たちを扇動して地球連邦軍治安部隊に対し武装蜂起します。すべてはシャアの復讐のための舞台作りというわけです。

第3話は、シャアのすり替わりから始まり、士官学校の生活からタイトルの「暁の蜂起」と呼ばれる武装蜂起に至る盛り上がるストーリーです。第2話がイマイチ地味なストーリーだったのに対し、第3話は一話だけ取り出してもひとつの映画のような内容で満足できました。

また悪魔に魂を売り渡したシャアの非情さにも注目。本物のシャア・アズナブル(声:関俊彦)を躊躇なく犠牲にし、士官学校でシャアの正体を見ぬいた同期生のリノ(声:前野智昭)を戦いのなかで葬り去るあたりが見どころです。

そしてミノフスキー博士が登場してモビルスーツの実用化に目処がたち、いよいよ開戦の機運が高まってきますが、続きは今年秋に公開予定の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』までお預けです。

本編終了後に第4話の予告篇に加えて、「緊急告知 ルウム編制作決定」の映像が流れました。今回のOVAの採算がとれたのでしょう。続編の制作決定です。もうしばらく楽しめそうです。

【関連記事】