大晦日の夜はダラダラしながらNHK紅白歌合戦を観戦しました。一応、最初から最後まで見たので、勝手にオレ的ベスト3を挙げてみます。
よこはま・たそがれ/五木ひろし
1971年にリリースされた五木ひろしの再デビュー曲にして、唯一のオリコン・シングル・チャート1位を獲得したミリオンヒット曲でもある。
2014年に亡くなった作詞家・山口洋子の追悼。演奏中には五木と山口の写真が大きく映しだされた。ちなみに作曲は平尾昌晃。名曲なのは言うまでないが、五木の歳を感じさせない歌唱がすばらしい。視聴者をうならせる魅力がある。
毎年の物故者を大晦日に振り返るいう企画は今後もあってもいいだろう。お祭り気分で騒ぐだけが能ではあるまい。
生まれてはじめて Let It Go/神田沙也加 イディナ・メンゼル
ニューヨークからの中継。一世を風靡したミュージカル映画『アナと雪の女王』からの2曲。神田沙也加は、映画では松たか子と歌った「生まれてはじめて」を、まさか本家のイディナ・メンゼルとデュエット。加えてイディナ・メンゼルは「Let It Go」も披露。
そして神田沙也加の母・松田聖子が涙ぐんでいるところをカメラは見逃さなかった。サプライズだろうが、なかなかいいシーンだ。ディズニーにいくら払ったかわからないが、それだけの価値があっただろう。
今回の紅白歌合戦では、この前にMay J.が「Let It Go~ありのままで~」を歌っていたが、まさかその後に本家が出るとは……。NHKも残酷なことをするなあ。公開処刑の声もしきり。