退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

大学受験で親が勝手に出願するなんて…

最近、親が大学受験に過度に干渉する例が増えているらしい。親が子どもの大学入試の願書を勝手に書いて出願してしまう例まであるという。

そんなのさすがに都市伝説じゃないのと思っていたらが本当にあった。受験生曰く「ずっと電気系を目指して受験勉強してたのに、親が勝手に土木系に出願したw」。

親からは経済的理由で「うちは国立じゃないと無理だからね」とか「上京させるカネないから地元で進学してね」といった希望はあるだろう。でも同じ学部の別の学科に勝手に出願するとは驚きだ。

考えるに、親としては土木専攻だったらあわよくば地方公務員になって親元で暮らしてくれるのではと考えたのかもしれない。一方、電気系からメーカーに就職したら勤務地は選べないし、いまや海外勤務も珍しくない。それは困るのだろう。

しかし、十分に話し合いもしないで勝手に専攻まで決められていいのよと呆れたが、当の受験生はフンガイしてるかと思いきや、「浪人してるし……。カネ出すの親だから……」とボソボソ。

理系で興味のない分野を勉強するのはツライと思うんだけど、その受験生は進学後モチベーションを保てるのだろうか。

まあ親の敷いたレールをどこまでも行けばいいさ。でも親は君の将来について責任はとれないよ。誰の人生でもない君の人生だ

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photo by apdk