目黒シネマで、「ハッピーフライト」(2008年,矢口史靖)を観る。公開当時、田辺誠一と綾瀬はるかのツーショットのポスターを見て、「なんだ、綾瀬はるかの成長譚&ラブコメか」と思い込みスキップしたが、後で評判を聞き名画座で見てみた次第。空港を舞台とした良質の群像コメディ。
ハッピーフライト スタンダードクラス・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2009/05/22
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 77回
- この商品を含むブログ (199件) を見る
壮大な航空会社のPR映画とも言えなくもないが、航空機の運行が多くの人に支えられているのがよくわかる。航空マニアは細かな矛盾点を指摘するのだろうけど、細かいこと気にせずに楽しむとよいだろう。よくできているエンターテーメントで完成度も高い。
綾瀬はるかと吹石一恵がCAで搭乗している便には、ぜひ乗ってみたいなと思う一方、あんなに怖い思いはしたくないなとも思う。どこが「ハッピー」なのやら。まあ、テロリストといった殺伐した現実とは無縁なのは救いがあるが。